続・女子旅 in 熱海*ホテルニュータカハシ、雨風本舗、藍花と火花
前記事はこちら。
来宮神社からバスで熱海駅に戻り、商店街や駅ビルをぶらぶら。食べ歩きしてみよー!と探していたら、Kがビビッときたのが「温玉ばくだん」。
商店街の入り口付近で販売されていました。
縦に紐が巻かれてて、ふたりで引っ張るときれいに割れました! 温玉というから温かいのかと思ってたら冷たかったです、でもおいしかった~。
※Kはこれをいたく気に入り、翌日の帰りがけにお土産として2つ買ってました。
ホテルチェックイン予定を17:00にしていたので、それに間に合うようにバスに乗車。したのだけど、やっぱり時間がかかり、16:57に最寄りのバス停”マリンスパ熱海”に着き、そこから徒歩3分。
電話ボックスの中で餌付けされ寝ていたにゃんこ。わたしたちが近付くと目が覚めて伸び~。そしてまた寝た。
K「廃墟やあ!」
お風呂とかむき出しになっていて宿泊施設っぽかったです。熱海にはきっとこんな場所がたくさんあるんだろうなあ。
とか寄り道してたら17:10頃になってしまったけどホテルに到着です。
古い。でも古いのはちゃんと分かって予約してるので大丈夫。夫は古さを心配していたけど。
そして20部屋しかないので、写真で左隣に見えるホテルに比べると小さいですね。ちなみに全部屋和室。
宿泊日の10日前までに、前金として1万円振り込みました。チェックアウト時に残りの宿泊費をお支払する流れです。
追記:じゃらんで1ヶ月前に予約、1泊2食付きでひとり13,000円でした。もっと前に予約すれば値段下がるかも。
部屋はこんな感じ。部屋にトイレ(和式)もお風呂もあり。アメニティは歯ブラシとハンドソープ・洗顔ソープと浴衣。右の物体は確か脱臭機だったと思います。時代を感じるビジュアル。
テーブルにはお茶と温泉饅頭が置いてありました。あと、ホテルニュータカハシのマッチと、本日のテレビ番組表のコピー。
反対側から。左の襖は押入れ。
入り口のドアに行くまでにさらにもう一枚襖があり、全部閉めてたら外の音はほぼ聞こえません。この部屋のすぐそばが宴会場でおじさんたちがぞろぞろ入っていくのを見かけたのですが、そういえば声等全く気にならなかった。
薄型テレビ。
和室に泊まるの久しぶり過ぎて開放感! お家のようにくつろげます。
外の眺めはこんな感じでした。海も梅も見えて良い!
ご挨拶が遅くなってすみません~! と女将さんが部屋に来た。わたしもKもはっとする。ああそうか挨拶に来てくれるのかー!
お料理は何時ごろお持ちしましょうか? K「18:00くらい……?」申し訳ありませんその時間では準備は厳しいです、宴会とあの部屋その部屋が18:00台に入っておりまして「じゃあ19:00で」その時間でしたら大丈夫です、本当にすみません~ というやり取りがあり、ご飯の時間まで大浴場へ。
露天風呂なし、温泉自体もあまり広くなかったけれど、なんせ女性客が少ないっぽいので、1時間ほど入ってる間わたしとKの貸し切り状態。
昔ながらの銭湯のように、男湯と女湯の間には壁があるものの天井に隙間があり、男湯の声が聞こえてきました。
シャンプーとリンス、ボディソープ、洗顔ソープが置いてありますが、わたしはシャンプーとトリートメントと洗顔フォームは持参しました。脱衣場にはドライヤーとブラシあり! が、時計がない!
部屋に戻ると19:03(優秀な体内時計)、すでに料理の準備が~!
これがホテルニュータカハシを選んだいちばんの理由です。夕・朝ともに部屋食!
会席料理♡
お魚いっぱいでおいしい! 何よりおいしかったのが茶碗蒸し!!
わたしより舌が利く(とわたしは勝手に思っている)Kが茶碗蒸しに感動していた。思わず、下げ膳に来た女将さんに伝えました。
不味かったことは誰かに伝える必要ないと思ってなるべく書かないんだけど、美味しかったことは書いて伝えて、何より自分で覚えておきたいなあと思います。出汁が効いてる茶碗蒸しのこと。賑やかな商店街での食べ歩き。朝に魚を食べること。
朝ご飯。火が点いてるのは湯豆腐です。
夕朝、ご飯はお櫃で出てきてひとり二杯ずつあります。Kもわたしも出されたものは残さず食べるので、きれいに平らげました。Kとこの感覚が同じで良かったなあと思います。
9:30過ぎにはチェックアウト、バスで熱海駅に戻りました。
商店街や駅ビルでお土産を探し、11:30頃に昼食。Kのリクエストでラーメンです。商店街にある雨風本舗。「あまからほんぽ」と読みます。
醤油ラーメン単品と、醤油ラーメン・半チャーハンのセットを頼み、半チャーハンをさらに半分わっけして食べました。醤油ラーメンは濃いめでコクがあり、チャーシューが厚めでやわらかい! これは並ぶわけだ。11:00オープンに乗り遅れて20分ほど並んだのです。
口直しにコーヒーを、ということで商店街の喫茶店、藍花へ。
Kのコーヒーの方が200円高かったんだけど、完全に200円分の違いが出た。「おお香り全然ちゃう」と言ってた。
わたしは舌がそんなに利かないので、好みはあれど基本コーヒーは飲めたら何でも良いんだけど、比べるとやっぱり分かるものだね……!
コーヒーを飲みながら帰りの新幹線の時間を調べ、14:00頃それぞれのホームへ別れました。
帰りは新幹線ではなく、グリーン車快速で1時間40分。この時間で「火花」を読み切りました。
これ、最後の場面も熱海なんだね。そんで又吉直樹、新作を発表したね。いろいろとタイムリーでした。
大学1年からずっといっしょにいて気の置けない友人なのに、Kとふたりで旅行したのははじめてでした。笑いっぱなしで楽しい旅行だったよ。ありがとう!