陽射しのいい部屋

主に旅行・お出かけの記録。ときどき食べ物屋さんのおすすめ。

第二子を出産した話

2022年1月に妊娠、8月末から里帰り、

10月に女の子を出産しました。

 

おむつが濡れたら、熟睡してる時以外は泣いて教えてくれて、おむつを替えたらすぐ泣き止んで、なんならそのまま寝てくれることもある。

本当に手がかからない赤ちゃんで、ほっと心に余裕ができたときにふと双子ちゃんに会いたくなる。

入院中に一度だけ、双子ちゃんに会いたくなって泣いた。

出産して赤ちゃんの顔を見て泣く人もいるけど、その瞬間は達成感でいっぱいだった。初産のときは無痛分娩が叶わなかったし希望の産院から大病院へ移されてしまったけど、今回は全部わたしの希望が叶ったので……無痛分娩ありがとう、毎日お祝い膳ありがとう……。

この女の子は前厄の年に苦しんだわたしへのギフトなのかと思ったりする。だって第二子は男の子より女の子が良かったし、双子ちゃんを無事に産めてたらこの子には会えなかった。

でも双子の男の子に会いたかった。多分一生こうなんだ。わたし以外に双子ちゃんを何度も思い出す人はいないだろう。

子どもを待つか持たないか、産むか産まないか、選択できるようで実際は選択できないことがほとんどだ。希望が叶ったらめちゃくちゃラッキーなのだ。

 

わたしが出産したクリニックではコウノドリが置いてあり待ち時間に読んでいた(12巻までしか読めなかった)。

いつも他に読む人がいなくて読み放題だな~と思っていたんだけど、大学の先輩(一児の母)から「妊娠中にあの漫画読めないでしょ、上手くいかなかったり大変な出産が描かれてるしね。めっちゃリアルだし妊娠メンタルで病みそう」と言われた。泣けちゃう漫画だから待合室で読むには不向きかもなあくらいの気持ちだったけど、たしかに。

わたしが平気で読めるのは死産を経験してるからかしらと思った。それと不思議な勘で、今回は無事に出産できるだろうと思っていたから。初産の時は「男児だろう」「双子ちゃんは助からない気がする」今回は「女児だろう」全部当たったから本当に不思議だ。

コウノドリの主人公が勤める病院では無痛分娩を扱っておらず、主人公の産科医も普通分娩推奨派である。漫画を読みながら、医師にはそれぞれの思想・やり方があるし、出会った先生と共に無事な出産に向けてベストを尽くしていくだけだなあと思った。

 

生後2ヶ月が過ぎた。新生児かと思うくらいよく寝る。

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入院当日の母とのランチ。


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入院当日のディナー。これお祝い膳だよね?(無痛分娩のための前日入院なのでまだ生んでない)

 

長男の出産のとき、陣痛促進のためバルーンを入れて、翌日に促進剤入れましょうねって言ってたのにその日の夜に陣痛がきた経験から、

入院当日にバルーンを入れる予定だったのを翌日にしてもらい、麻酔科医が来る朝9時以降・でもあまり遅くならないタイミングで陣痛が来るようにと朝6時にバルーン入れたら7時過ぎには陣痛始まっちゃって、

9時ぴったりに麻酔科医が来るまで陣痛に耐えることになっちゃったけど、痛かったのはそれと、背中に麻酔の針を刺す時くらいで、

その後はもう、1回目の出産の時を思うと本当に楽でした。出産時に楽なだけでなく、後の回復がかなり早かった!

 

でも今回終始落ち着いていられたのは、双子ちゃんの時に無痛分娩を経験しているからだ。

背中に針を刺す痛みが陣痛に比べたら大したことないってこと、麻酔が効いた時の陣痛の感じ方、感覚が鈍ってる中でのいきみ方を、教えられなくても分かってるのは大きいよね。

3人目も産むつもりだから、また無痛分娩ができたら良いなあ。

 

娘ちゃんは「社会的微笑」がよく見られる。

息子は1歳近くまでほとんど笑わなかったので、これが定型発達〜……と驚いている(息子も幼稚園入園以降かなり発達は追いついた)。

顔以外息子に似ていない娘に毎日楽しませてもらってます。

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また過去の話もブログ更新したい。良いお年を!